富津市議会 > 2022-03-16 >
令和 4年 3月16日全員協議会−03月16日-01号
令和 4年度予算審査特別委員会−03月16日-03号

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  1. 富津市議会 2022-03-16
    令和 4年度予算審査特別委員会−03月16日-03号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 4年度予算審査特別委員会−03月16日-03号令和 4年度予算審査特別委員会                予算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和4年3月16日(水)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   三 木 千 明 君       猪 瀬   浩 君       宮 崎 晴 幸 君   三 富 敏 史 君       福 田 好 枝 君       平 野 英 男 君   佐久間   勇 君       石 井 志 郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   総務部長      中 山 正 之 君   総務課長       高 梨 正 之 君   財政課長      花 田 康 宏 君   市民部長       鹿 島 和 博 君   納税課長      神 子 丈 夫 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   介護福祉課長    長谷川   栄 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君
      国民健康保険課長  平 島 光 洋 君 1.出席事務局職員   事務局長      重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長        三 木 貴 好     副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    議案第13号 令和4年度富津国民健康保険事業特別会計予算    議案第14号 令和4年度富津後期高齢者医療特別会計予算    議案第15号 令和4年度富津介護保険事業特別会計予算           ────────────────────────                    開     議           令和4年3月16日 午前9時54分 開議 ○委員長三木千明君) 皆さんおはようございます。  定刻前でございますけれども、ただいまから本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長三木千明君) 本日は、議案第13号から議案第15号までの3議案について審査を行います。どうぞ、皆さん、よろしくお願いいたします。  続きまして、本日の議事について説明申し上げます。  議案第13号から議案第15号までは、事前に説明文を配布しておりますので、執行部の説明を省略し、直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行います。           ────────────────────────                    議     事     (1)議案第13号 令和4年度富津国民健康保険事業特別会計予算委員長三木千明君) それでは、ただいまから議事に入ります。  初めに、議案第13号 令和4年度富津国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  初めに、あらかじめ通告のあった委員発言を、通告順に許可します。  三富敏史委員発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) よろしくお願いいたします。私のほうから、1点質問させていただきます。  予算書232ページ、1款1項1目国民健康保険税についてでございます。  前年度の国民健康保険税は、被保険者数の減少に伴い8.1%減、およそ7,300万円減額となっておりますが、令和4年度は9億2,919万4,000円、おおよそ11%増となっております。  特別徴収分は減額となっている中で、普通徴収分徴収率が若干上昇しておりますが、その見込みについてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  令和3年度の予算編成においては、国民健康保険税のうち、普通徴収分新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえ、給与所得及び事業所得に対する調定額の減を見込み算定いたしました。  しかしながら、令和3年度の当初賦課において、感染症の影響は想定より少なかったため、令和4年度の予算では感染症の影響は反映させず算定し、調定額の増額を見込んだものでございます。  一方で、特別徴収分につきましては、年金所得に対するものであることから、令和3年度、令和4年度ともに感染症の影響は反映せず、所得額伸び率及び被保険者数の減少などを基に推計しております。  また、徴収率につきましては、過去3か年の平均徴収率としており、徴収強化の取組により、年々上昇していることから、前年度比1ポイント増と見込んだものでございます。 ○委員長三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  多分、それによって基金繰入金も前年度より減っているというふうに、ちょっと見受けられますので、引き続き制度安定化に向けて、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長三木千明君) 続きまして、通告のありました福田委員発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私からは1点のみです。  現在の基金の残高を教えていただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  令和4年2月末現在の国民健康保険基金残高は8億762万6,865円です。なお、今年度末の残高は6億2,000万円程度となる見込みです。 ○委員長三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) ありがとうございました。  私の質問は以上です。 ○委員長三木千明君) 続きまして、佐久間委員発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 予算書の233ページをお願いいたします。4款1項1目県支出金保険給付費等交付金につきましてお聞きいたします。  この交付金ですけれども、普通交付金特別交付金とある中で、減額の理由が被保険者の減少によるものということはお聞きしたんですけれども、この特別交付金説明欄に4項目ございますけれども、そのことも、単に保険者が減ったのかどうか、その辺の内訳をお聞かせください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  4款1項1目県支出金保険給付費等交付金につきましては、前年度比9,809万5,000円のうち、9,565万2,000円が被保険者数の減少に伴う普通交付金の減となっております。  また、特別交付金の約250万円の減につきましても、主に非保険者数の減に伴う県の各市町村への交付金配分の変更などによるものでございます。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 説明欄に1から4項目ございますけれども、この中の保険者努力支援制度分とか、特別調整交付金市町村分とかございますけれども、その辺のところの増減的なものはどうなんでしょうか。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  まず、保険者努力支援制度分につきましては、前年度比でマイナス159万2,000円になっております。これは、保険者努力の配点の変更に伴うものになります。  次の特別調整交付金につきましては、前年度比33万6,000円でございます。  3つ目の項目、県繰入金につきましては、前年度比107万1,000円の増額で、収納率が向上したものによります。  4番目の特定健康診査等負担金につきましては、前年度比221万6,000円の減によります。こちらにつきましては、被保険者数の減に伴うものになります。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長三木千明君) よろしいですか。 ◆委員佐久間勇君) はい。 ○委員長三木千明君) 続きまして、平野委員発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) では、243ページ、お願いします。保険給付費に関係して、医療費について、ちょっとお伺いしたいんですが、年々、1人当たり医療費、伸びているんだと思います。令和4年度の1人当たり医療費見込み額と数年前と比較した状況、ここを、まず教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  令和4年度予算における1人当たり保険給付費は、ちょうど約40万円を見込んでおります。また、5年前の平成29年度決算では33万6,000円で、予算と決算との比較にはなってしまいますけれども、5年間で約6万4,000円の増額となっております。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。昨年の12月20日、厚生労働省が公表した最新値では、日本人の健康寿命が延びたとのことです。この厚生労働省最新値では、都道府県単位でも健康寿命データが載っているんですが、千葉県男女ともに延びている状況です。  ただ、これに関しては市町村単位データがないので、お伺いしたいんですが、富津市の男女別の最新の健康寿命状況です。数年前と比較してどのようになっているのか教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  厚生労働省は、健康寿命について2つの異なる指標を示しています。そのうち、日常生活の活動が自立している期間の平均という介護保険データを用いることにより、市町村単位でも年齢が算出できます。  千葉県では平成30年度のこのデータが公表されていますので、このデータを計算し、65歳からの平均自立期間で見ますと、富津市の健康寿命は男性が82.14歳、女性が84.99歳となっております。5年前の平成25年度の同調査では、男性が81.71歳、女性が84.72歳で、比較すると5年間で男性がプラス0.43年、女性がプラス0.27年と健康寿命が延びております。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。富津市に関しては、毎回毎回こういった委員会とかでも御指摘させていただいていますけれども、非常に健康づくりへの取組、県下でも進んでいる状況なんで、そういった成果が出ているのかなと思います。  いつも質問していない部分なんですけれども、ちょっと違う観点から教えていただきたいんですが、短期人間ドッグ助成をされていると思います。これの市内での状況と、あと近隣市、かずさ4市での助成条件の違いを、その主なものを教えていただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  まず初めに助成内容ですけれども、2日以内で行う総合的な精密検査及びそれに付随して行われる脳ドッグその他の健診、検査等を対象にしております。  助成状況につきましては、令和2年度実績で助成件数が420件、助成額が1,885万9,000円になります。  また、上総4市の助成条件の違いにつきましては、対象者につきましては、本市では20歳以上の被保険者を対象にしていますけれども、木更津市、君津市、袖ケ浦市ともに35歳以上の被保険者を対象にしております。  助成額につきましては、富津市は7万円を上限に7割を助成をしております。木更津市、君津市は6万円を上限に7割を助成袖ケ浦市は5万円を限度として助成しております。  本市は、ほか3市と比較しますと対象年齢が幅広く、助成上限額は1から2万円程度高く助成し、受診率の向上を図っている状況でございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。近隣と比較しても、かなり手厚いサポートをしていることが分かりました。とにかく富津市に関しては、この健康づくりの取組、かなりいい部分だと思いますので、国保運営、非常に容易じゃないと思いますけれども、ここだけは手厚いサポートというのはぶらさずに、今後も続けていただきたいと思います。
     以上です。 ○委員長三木千明君) 次に、事前通告がありました宮崎委員発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) 私のほうから、1点質問させてください。  予算書248ページ、傷病手当金令和4年度の国の財政支援負担率について教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  傷病手当金については、保険者新型コロナウイルス感染症に感染した場合、また、発熱等の症状があり、当該感染症の症状が疑われた場合により、その療養のため労務に服することができなかった期間について手当金を支給する制度ですけれども、今年度につきましては、令和3年度以前につきましては、国は特別調整交付金により傷病手当金支給額の全額を支援することとしております。  令和4年度につきましては、現在のところ、令和4年6月までの間にコロナウイルス感染症に感染し、労務に服することができない期間がある場合には、国の財政支援の対象となっております。 ○委員長三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) ありがとうございました。  以上です。 ○委員長三木千明君) 猪瀬 浩副委員長発言を許可します。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長猪瀬浩君) では、すいません。私のほうは、先ほど福田議員からも質問ありましたが、国保基金の推移について、ちょっと御質問させていただければと思います。  私、数年前に、これが保険料を下げるために基金を使うということで、三、四年ぐらいで、多分尽きてしまうんではないかという発言を、多分したと思うんですけど、その後、例年の決算などを見てみますと、実質、毎年5,000万円ずつぐらいしか基金が減っていないような状況になっているんで、10年ぐらいもつんではないのかなというふうに思うわけであります。  そういったところの中で、令和4年度は1億8,900万円の基金取崩しということになって、令和3年度よりも1億円以上低く計上しているわけでありますが、この基金運用についてどのように考えているのか、現状のお考えをお聞かせいただければと思います。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  国民健康保険基金につきましては、令和3年度補正では1億8,200万円の繰入れを計上しており、令和2年度の決算剰余金の3,400万円と合わせても令和3年度末の基金残高は約6億2,000万円まで減少する見込みとなっております。  また、保険税負担をする被保険者が減少する一方で、1人当たり医療費増加傾向にあることから、今後も安定的な国保運営のために基金の繰入れが必要である可能性がございます。  このような状況から、今般作成いたしました中期収支見通しを踏まえ、計画的に基金の繰入れなどを行うとともに、一定規模での基金残高の保有が必要であると考えております。 ○副委員長猪瀬浩君) 分かりました。 ○委員長三木千明君) よろしいですか。 ○副委員長猪瀬浩君) はい。 ○委員長三木千明君) 以上で通告のあった委員からの質疑は終了しました。委員皆さん通告された以外の御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終結し討論に入ります。  反対討論ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 次に賛成討論はございますか。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 私は、国民健康保険事業特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。  国民皆保険制度ができて、貧富に関わらず安心して医療を受けることができるようになりました。受益者負担を税として、社会保険加入者を除く被保険者から徴収しているのが行政であります。  この国民健康保険税として徴収するお金は、国保会計の16%ほどになっています。当該年度、本予算ベースでの基金への積立ては、若干ですが令和4年度事業の決算が確定する頃には増額できたらと期待しております。  また、国保税のうち、独自の事業といたしまして、就学時から18歳未満の均等割額の3割軽減措置も行っております。県や国からの支出金が減額する中、国民健康保険基金からの繰入れを行い、事業の安定を図っております。  特定健診や疾病予防に力を入れ、特に健康寿命を延ばし医療費削減にもつながる取組として、本市の保健指導は県下でも筆頭に位置しております。  誰しも健康で暮らしたいはずです。被保険者である我々も自力で生活できる健康寿命を延ばすように、また、笑顔で日々が送れるように、心身の状態を把握して健康維持に努めなければならないと思っております。  予算に繰り入れている国民健康保険基金の残高も気になるところですが、現状では住みたい街、選ばれる街に向けた富津づくり事業につながるような予算配分だと思っております。  よって、本予算に賛成いたします。 ○委員長三木千明君) ほかに討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し直ちに採決を行います。  議案第13号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (2)議案第14号 令和4年度富津後期高齢者医療特別会計予算委員長三木千明君) 次に、議案第14号 令和4年度富津後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  あらかじめ通告のあった委員発言を、通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) 1点だけお伺いします。281ページでございます。1款2項1目徴収関係事務費におけます電算業務委託料についてでございます。  本件業務委託料251万9,000円につきましては、前年度と比較いたしますと、およそ10%ほど増となっておりますが、やはり後期高齢者、被保険者徴収率の向上もそうなんですけども、利便性向上などを考えますと、もう少し手厚く増額して利便性を考えてもいいんじゃないかと思いますけれども、本件業務委託には、どのように反映されているのかお伺いいたします。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  電算業務委託料増額分なんですけれども、こちらにつきましては、令和5年度から開始を予定しております保険料コンビニ収納に対応する納付書読取りテストに要する経費を計上しておりますので、納税者利便性を向上しているというふうに考えております。 ○委員長三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) ありがとうございます。徴収率100%に近いですけど、ぜひ、また向上に向けて取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。ありがとうございます。 ○委員長三木千明君) 続きまして、福田委員発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私からは1点お聞きします。278ページです。後期高齢者特別徴収者は何人で、何人というか見込んでいて、普通徴収は何人を見込んでいらっしゃるのでしょうか、お聞きします。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  現年度分特別徴収の人数は8,500人程度で、全体の約8割を見込んでおります。また、現年度分普通徴収の人数は、1,700人程度を見込んでおります。  なお、年度途中に徴収方法が変更となる方は、それぞれ見込み人数に計上しております。 ○委員長三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私からの質問は以上です。ありがとうございます。 ○委員長三木千明君) 続きまして、佐久間委員発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 予算書の282ページ、2款1項1目の後期高齢者医療広域連合給付金事業につきましてお聞きいたします。  これは、連合への給付金ということで、事前説明でも被保険者が増えたというお話はお聞きしておりますが、近年の傾向の増えている、どのぐらい増えているとかという、この近年の傾向が分かりましたら教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  令和4年度の被保険者数は、団塊の世代が後期高齢者に達するため、前年度から500人増の8,900人を見込んでおります。また、近年の傾向といたしましては、令和2年度は終戦前後の出生数減少の影響により、前年度から減少しました。  しかし、平成27年度から令和元年度までは、100人から300人程度の増加数となっております。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) ありがとうございました。  以上です。 ○委員長三木千明君) 続きまして、宮崎委員発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) 私からは、1点お聞きします。  予算書278ページ、1款1項の後期高齢者令和4年度の保険料上限額である賦課限度額の金額と影響について教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  賦課限度額所得割額均等割額の合計が上限額を超えた場合に保険料額を一定とするもので、現在の賦課限度額は年間64万円ですが、令和4年度以降66万円となり、2万円の引上げとなります。  賦課限度額引上げは、高所得者層の被保険者保険料を多く負担していただきますけれども、その負担増の分、中間所得者層負担減につながると考えております。 ○委員長三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) ありがとうございました。  以上です。 ○委員長三木千明君) 以上で、あらかじめ通告のあった委員質疑は終了いたしました。  委員皆さんに伺いますが、ほかに質疑ございますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終結し討論に入ります。  反対討論ございますか。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私は、この予算に反対の立場から討論させていただきます。  今年10月から、75歳以上の高齢者単身者の場合、年収200万円以上、複数世帯後期高齢者年収合計が320万円以上の場合、医療機関の窓口で支払う自己負担が現行の1割から2割に引き上げられます。  社会保障のためと消費税を10%に引き上げながら、新たな負担を高齢者に押しつけるもので、これでは高齢者の生活はますます苦しくなってしまいます。  後期高齢者医療費窓口負担2割化は、高齢者の暮らしと命を脅かすものであり、このことから、この予算に反対いたします。  以上です。 ○委員長三木千明君) 次に、賛成討論ありますか。三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) 私は賛成の立場で討論させていただきます。  後期高齢者医療制度につきましては、75歳以上の方と65歳から75歳までの一定の障害のある方で加入を希望する方を対象に創設された制度でありますが、世代間の負担を明確にすることで、公平で分かりやすい医療保険制度となっております。  制度運営につきましては、高齢化の進展とともに被保険者医療費が増加し、発足当時の保険料均等割額の軽減などの特例措置は見直されておりますが、介護保険料軽減の拡充や年金生活者支援給付金の給付と併せて実施され、段階的に見直しが図られ、着実に制度が定着し、成果を上げられております。  本市における後期高齢者医療の被保険者数は、令和4年2月末時点で8,522人で、富津市人口のおよそ2割にあたりますが、後期高齢者医療制度は、都道府県単位で運営されていることから、広域化による財政基盤の強化が図られております。
     今後ますます高齢化が進展する中、将来にわたり国民皆保険を堅持するためにも、広域連合と連携を図っていただき、持続可能な医療制度構築に一層努力していただくよう要望し賛成討論といたします。  以上でございます。 ○委員長三木千明君) ほかに討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第14号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) ありがとうございます。起立多数であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (3)議案第15号 令和4年度富津介護保険事業特別会計予算委員長三木千明君) 次に、議案第15号 令和4年度富津介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  あらかじめ通告のあった委員発言通告順に許可します。三富委員発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) 私のほうから、1点質問させていただきます。  予算書308ページ、1款1項1目一般総務関係費におけます電算業務委託料についてお伺いいたします。  本件業務委託料798万円は、後期高齢者電算業務委託、先ほど質問いたしましたが、251万9,000円や国保の同業務は39万円でしたが、それらと比較しますと大幅に高額となっておりますが、その電算業務委託の性質の違いをお伺いいたします。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  308ページにあります介護保険事業特別会計一般総務関係費の電算業務委託料798万円については、被保険者の管理や介護保険受給者に係る給付費実績の管理などに係る介護保険事務処理システムの経費、そのほか第9期事業計画策定に係るアンケート対象者抽出経費等となっております。  また、281ページにあります後期高齢者医療特別会計のうち、徴収関係事務費電算業務委託料251万9,000円につきましては、後期高齢者医療保険料納付通知書等の作成に要する費用となっております。  256ページの国民健康保険事業特別会計のうち、医療費適正化対策事業電算業務委託料3万9,000円につきましては、ジェネリック医薬品差額通知書等の作成に要する費用となっており、それぞれの事務処理に係る電算業務委託料となっております。 ○委員長三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) ありがとうございます。詳細な説明でよく分かりました。引き続き、制度安定化に向けて取組のほどをよろしくお願いいたします。  以上でございます。ありがとうございます。 ○委員長三木千明君) 続いて、佐久間委員発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 予算書315ページ、2款2項1目の介護予防サービス等給付事業についてお聞きいたします。  歳入では、介護予防事業に関して、国や県からの補助金が減額されていますけれども、歳出では介護予防サービス等の給付事業費が増額しております。その主な理由を教えてください。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) 315ページの歳出、介護予防サービス等諸費の前年度比から222万6,000円の増額ですが、介護給付費は第8期介護保険事業計画で各年度の認定者数や給付費の伸び等から推計しました給付費見込みに基づき、予算計上しております。  歳入では、304ページの地域支援事業交付金、介護予防事業の前年度から8万8,000円の減額、305ページの地域支援事業交付金、介護予防事業の前年度からの4万4,000円の減額ですが、こちらは保険給付費に対する交付金ではなく、歳出の319ページにあります介護予防生活支援サービス事業費及び320ページの一般介護予防事業費に対する国県の負担割合に基づく歳入となっております。  なお、同319ページにあります介護予防生活支援サービス事業費の前年度比606万6,000円の減額ですが、要支援1・2の方の訪問型サービス費及び通所型サービス費の減額によるものです。  予防事業の全体としましては、要支援から要介護へ利用する方が増えてきており、これは高齢者が増加していく中で、例えば認知症の症状の方が重くなったり、フレイル状態の方が介護に移行することなどが考えられます。  介護予防としまして、歳出では第8期介護保険事業計画に基づいて増を見込んでおりますが、歳入としましては、要支援1・2の方の訪問型サービス、通所型サービスの減を見込んだことによる減となっております。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 分かりました。要支援1・2が要介護になってくると、それだけ保険料も高くなってきますので、また健康寿命でもなくなるということで、できる限り健康寿命を延ばしてもらいたいなと思いますけれども、次の質問に入ります。  それに、ちょっと絡むような形になると思いますが、予算書の324ページ、3款3項1目の包括的支援事業につきまして、お聞きいたします。  フレイル予防とかって、いろいろある中で、この認知症総合支援事業のうち、認知症初期集中支援チーム員報酬というのがありますけれども、これはどういう事業のことをいうのかなということと、またその事業は、これからどのように発展させていくおつもりなのかなということを、ちょっとお聞きします。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  認知症初期集中支援チーム員としましては、認知症が疑われる方が適切な医療や介護を受けられるように、平成30年4月より立ち上げ、毎月1回、定期的にチーム員会議を行っております。  構成としましては、サポート医のドクター1名、看護師3名、主任介護支援専門員3名、作業療法士1名、社会福祉士1名、合計9名の専門職で構成しております。  こちら、支援が必要な家庭への初期支援を包括的・集中的に行い、医療や介護サービスにつなげております。  また、本事業のほかに、認知症総合支援事業としまして、認知症に対する理解を深めるための啓発活動としまして、認知症メモリーウォークの実施や地域全体で認知症の方を見守る体制づくりを強化するため、認知症サポーターを中心にチームオレンジの立ち上げに向けて検討しております。  認知症は誰もがなり得るものであり、身近なものとなっております。認知症になったとしても重症化を予防しつつ、地域の理解と協力の下、本人の意志が尊重された上で、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられることを目指して事業に取り組んでおります。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 分かりました。あと、高齢になると、もういろいろな症状が出てくると思うんですが、この認知症ということに限定なく、例えば人の介助が必要だとか、フレイル、よく言われる弱者ですよね。そのフレイルになる前の予防をしましょうというフレイル予防にするために、そういう対象者に対して、これから追跡調査をしていって、健康につなげていくというような動きの中で、フレイルサポーター、フレイルトレーナーとかっていうようなことが、今、動き出していると思うんですが、それは、できる限りその対象者に対して進行しない、フレイル弱者の状態から介護にならない支援の状態から普通の生活に戻れるように、なれるようにということに向かっていく動きだと思うんですが、その辺のところの動きの説明があったら教えてください。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  フレイルサポーター、フレイルトレーナーにつきましては、今年度の事業としまして、認定者が約30名程度出ております。  また、来年度以降につきましても、フレイルサポーター、トレーナーの養成講座を行い、各地において、例えばですが、いきいき百歳体操のグループの活動の後に、フレイル予防としまして、サポーター、トレーナー等の指導を入れていきたいと考えております。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長三木千明君) 続きまして、宮崎委員発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) ありがとうございます。予算書314ページ、2款の部分なんですけど、保険給付についてお聞きします。  前年度予算と比較しまして、2億558万1,000円の増額となっておりますが、増額の主な要因を教えてください。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  増額の要因ですけれども、まず、要介護認定者の3か年の推移ですけれども、各年の1月1日起点としまして、令和2年1月1日は3,030人、令和3年1月1日は3,044人、令和4年1月1日は3,086人となっており、増加傾向にあります。  保険給付費の増額要因についてですが、介護給付費は第8期介護保険事業計画で各年度の認定者数や給付費の伸び等から積算した給付費見込みに基づき予算計上しているものです。  前年度予算と比較しまして、訪問介護・通所介護費、定期巡回・随時対応型訪問介護看護費、老人福祉施設費、老人保健施設費の増額幅が大きいものとなっております。  高齢者が増える中で、介護サービスを利用する方が増えてきております。要介護認定5段階のうち、3から4の割合の方が高い傾向にあります。急激な増加とはなっておりませんが、介護給付費が増となる要因となっております。 ○委員長三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員宮崎晴幸君) ありがとうございました。 ○委員長三木千明君) よろしいですか。 ◆委員宮崎晴幸君) はい。 ○委員長三木千明君) 以上で、あらかじめ通告のあった委員質疑は終了となります。  委員皆さん、ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終結し討論に入ります。  反対討論ございますか。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私は、この予算に反対の立場から討論させていただきます。  昨年8月から補足給付の見直しが実施されました。利用者や家族は短期入所が利用しづらくなった、年金が下がっていくのに、食費の値上げの影響は大きい、どうしても必要だから利用しているのに、私たちをさらに苦しめるまねを国はするのかと訴え、施設や事業者からは、金銭的な負担が増えることで、利用控え、介護疲れ、共倒れという悪循環が生じることになるなどの声があります。  このような介護保険の改悪は許せるものではないと考え、この予算に反対いたします。 ○委員長三木千明君) 次に、賛成討論ございますか。三富敏史委員。 ◆委員三富敏史君) 私は、賛成の立場で討論させていただきます。  高齢化社会が急速に進展する中、令和3年4月時点の本市の65歳以上の高齢者は1万6,497人、要介護・要支援認定者は3,091人であり、制度開始の平成12年度と比較しますと、高齢者は1.4倍に、要介護・要支援認定者は3.4倍に増加しております。  子が親の介護をすることが日本の美風とも言われ、介護は家族の問題という意識が根づいていた中、世界一長寿国となった昨今、寝たきりや認知症などの要介護高齢者は増加する一方で、介護の必要性はますます高まってきております。  また、介護する側の高齢化も深刻な問題となっており、さらには核家族化の進展により、家族だけで介護することが困難な時代となったため、社会全体で支える仕組みとして創設されたのが介護保険制度と認識しております。  そうした中、本市では、平成30年度から取り組んできた第7期介護保険事業計画が終了します。令和3年度からは中長期的な視点で第7期計画の実績等を精査した上、第8期介護保健事業計画を策定しており、今後とも堅実な介護保険運営がなされているものと推測できます。  また、介護保険財政の健全性、持続性の確保も十分努力しているものと見受けられますので、今後においても本計画に基づき、高齢者福祉の拡充及び介護保険財政の健全化、持続性確保を要望することで賛成討論といたします。  以上でございます。 ○委員長三木千明君) ほかに討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第15号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算審査特別委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。  なお、委員会報告書の作成及び委員長報告については、私に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 異議なしと認め、そのように決定します。           ────────────────────────                    市長あいさつ ○委員長三木千明君) 閉会に当たり執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。
    ◎市長(高橋恭市君) 閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  委員の皆様におかれましては、大変御多用の中、2日間にわたる予算審査特別委員会におきまして、終始慎重な審査を行っていただき、誠にありがとうございました。  また、付託されました令和4年度予算議案につきまして、全議案とも原案どおり御可決賜り、重ねて御礼を申し上げます。  また、審査の中でいただきました御意見等につきましては、今後十分留意いたしまして、市政の発展と市民の福祉向上に努めてまいりますので、より一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長三木千明君) 2日間にわたり、委員の皆様方、慎重審査いただきまして、大変ありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長三木千明君) 以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会とします。お疲れさまでした。                  午前10時44分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              予算審査特別委員会委員長 三 木 千 明...